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保護する責任と国連緊急平和部隊

保護する責任(Responsibility To Protect, R2P)         
国連緊急平和部隊(United Nations Emergency Peace Service

犬 塚 直 史


UNEPS国連緊急平和部隊はPKOの父といわれるイギリスのブライアン・アークハート元国連事務次長などによって提唱されている。しかし、もともとは1948年にリー国連事務総長がハーバード大学の卒業式でその必要性を訴えたのが最初です。賛同者にはJICAの緒方理事長やカナダのロメオ・ダレール将軍がおり、また最近では国連大学のラメッシュタクール教授の協力で、インドのナンビア将軍に日本の国会議員会館でUNEPS勉強会を催している。

「保護する責任」市民社会連合設立への呼びかけ

 「保護する責任」原則の第二の潮流を掘り起こす
「大規模自然災害から保護する責任(RtoPfND)」原則の確立と普及


勝 見 貴 弘


エグゼクティブ・サマリー
2001年に国連総会にICISS(干渉と国家主権に関する国際委員会)報告書『保護する責任』(Responsibility to Protect:RtoP)が提出されてから、今年で10年が経過した。国際社会が「テロとの戦い」という新しい時代の戦争の幕開けを迎えた時に生まれたこの新たな国際規範となる概念は、長い間、“概念”に留まり、その理論が実践に移されることはなかった。しかし10年が経過した今年2011年、“概念”は突如、“実践”に移された。リビア事案への適用である。

21世紀における世界連邦運動のビジョンと課題

2011年11月13日に開催された世界連邦日本大会の基調演説より抜粋


  「予測不能な時代
21世紀における世界連邦運動のビジョンと課題-
 9.113.11を踏まえて
               ウィリアム・ペイス
   (世界連邦運動IGP専務理事)




 ICC(国際刑事裁判所 International Criminal Court
 とりわけ、WFMジャパンとCICCジャパンのメンバー組織には、ICCのローマ規程の批准達成に対し、まず深く感謝いたします。(日本は)条約を批准した最大の主要国であります。そして、WFMジャパンが特にアジアにおいて国際刑事裁判所のローマ規程への加盟国を増やそうとしていることをうれしく思います。