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2011年第442連隊戦闘団に「議会金メダル」

2011116日、第二次世界大戦で戦った米軍日系部隊に対して、
民間人に与えられる勲章としては米国最高位の
議会金メダル(Congressional Gold Medal)が授与された。
ワシントンDCの授与式に列席したのは
100歩兵大隊と第442連隊戦闘団の生き残り約300名で、
その中には連邦上院議員ダニエル・井上の姿もあった。
70年前の194112月7日、
日本軍によってパールハーバーが攻撃され戦争が勃発した時に、
11万人以上の日系人が敵性外国人として強制収容所に収容されている。
ハワイなどに移住した日本人とその子孫である。
この収容所から志願して約3万人の日系二世がヨーロッパ戦線に従軍した。
これが、第100歩兵大隊、そして第442連隊戦闘団である。

米軍の歴史上、最も戦死・負傷率が高く「パープル・ハート大隊」と呼ばれた。
(パープル・ハートは死傷した軍人に叙勲される)。
数々の輝かしい戦歴と同時に、祖国での差別・偏見と戦った歴史をもっている。
1946年、当時のトルーマン大統領はこの日系部隊に殊勲部隊章を授与し、
「諸君は敵と戦うだけでなく偏見とも戦い、勝利を収めた」
というスピーチを行っている。

2012年、絶対こうならない。

朝鮮半島の緊張が高まると同時に、
日本で原因不明の原発事故が起こり、
マスコミは北朝鮮のテロ行為だという大合唱になる。
キム・ジョンウンはこれを否定するが
陰謀説はとどまるところを知らず、確信と恐怖になり
在日朝鮮人、韓国人に対するジェノサイドが始まる。
これを批判する人間は国賊扱いされる。
民主党、自民党は対応を巡って大混乱し、
タイムリーで効果的な対策を打てない。そんな政局の中、
元自衛隊幹部、マスコミ有名人らを中心に愛国党が結成され、
連立与党の一角に入る。

止まらない大量殺戮は「世界の平和と安定に対する脅威」と認定され、
「必要なあらゆる措置を授権する」安保理決議が採択に付される。
日本の期待に反してアメリカは拒否権を行使せず、
リビアに続いて「保護する責任」に基づく憲章七章決議が採択される。
こうして、韓国、中国、ロシアを中心とした国際部隊が
在日米軍基地を利用して日本上陸を試みる。
内閣総理大臣は内政不干渉を主張して自衛隊に防衛出動を命ずるが、
経済封鎖を受けている日本に長期的な抵抗力はなく、
民族浄化の暴徒は日本国政府ではなく国際部隊に鎮圧される。

これをきっかけに日本の北朝鮮化がはじまる。