ハナ「はーい。まずこれを見て下さい」
---------UNEPS戦術-------
2012年10月16日
文責:キッズ
文責:キッズ
概要:UNEPS設置にあたって国際世論の圧倒的支持を得る事が戦術の要諦。
世論と選挙:国連初の女性事務総長、米国初の日系大統領、そして国連改革を掲げる日本の総理大臣という選挙で公約にUNEPSを掲げる。
国連改革、東アジアの緊張緩和、そして軍事費の削減という側面からアプローチする。広くアジア太平洋諸国の参加を呼びかける。
世論の支持が続いている間に実現させるために国際条約および国内法の制備に目安をつけておく。
議会対策:UNEPS基地は当初日本国内の国連軍基地を利用する。
これを踏まえ、日本の議会対策に超党派の議員連盟をつくり国内法整備を主導する。
米議会は過去2回のUNEPS決議提出の実績を踏まえたロビー活動を行う。
アカデミア:UNEPS設置に向けてその理念を確認する必要がある。
そのためにUNEPSレポートを国連事務総長宛に提出する。
レポート作成は1年を目処に行い、その準備として国際会議をシリーズで行う。大学、政府関係者、関係官庁の担当者を招聘して忌憚のない意見交換を世界各地で行う。
資金供与は日本政府が行い、主催は国連大学とする。
作戦実行の時期:作戦実行の時期は2017年前半とする。
関係職の任期:
国連 バン・キムン事務総長 2016年12月31日
米国 バラク・オバマ米大統領 2012年12月、あるいは2016年12月
日本 野田佳彦総理大臣 特になし(予測困難)
ハナ「先生どうでしょうか?」
私「よしわかった。これで行く」
一同「えーっ!」
ハナ「先生、そんなに簡単に決めて良いんですか?」
「こんなものに良いも悪いもあるか!」
「少しなげやりですか?」
「なげやりではない」
「でも、作戦に何の検討もしないんですか?」
「検討も何も、話が大きすぎて私の能力を完全に超えている」
「えー?」
「ただこの作戦に沿って筋書きは書いてやる」
「やったー」
「後はお前達に任せる」
「えーっ」
「やりたいんだろ?」
「ええ」
「じゃ、やれば良いじゃないか」
「やっぱりなげやりだぁー」
「いや、なげやりではない。ただ」
「ただ何ですか?」
「どうもお前らを信用できんのだ」
イチロー「先生のおっさんよ」
ケンジ「出ると思った」
イチロー「この筋書きを書いてくれれば、後は必ず俺たちがやってみせるぜ」
「うん、お前達には期待している。能力が高いとは思えないが期待はしているんだ」
ハナ「私は国連事務総長だわ。毎日パーティーね。でも何を着ようかしら」
「そういう問題じゃないだろ」
「いえ、大事なことよ!国連のイメージは私で決まるのよ!」
ケンジ「俺は米国大統領だ。ファースト・レディーはデヴォラ・カーみたいなタイプがいいかな。いや、もう少し個性的な感じでオリヴィア・ベンソンにする!
うん。これしかない!おー、楽しみ!むふふふ」
ハナ「ケンちゃん気持ち悪—い」
イチロー「日本の総理ともなると毎晩料亭だな。いやー、寿司も食える。しかも食い放題だ!行くぞー!」
私「だから俺は心配だったんだ。モチベーションが完全にずれている。しかしもう後戻りはできん。前進あるのみだ!」
キッズ「おーっ」
犬塚直史